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ガラケー(ガラパゴス携帯) 
SonyEricssonMobilePhone_open.gif


周波数の再編とやらで旧800MHz帯を使っていた携帯電話が昨日7月22日をもって使えなくなりました。私の携帯も少し前より機種が新しいモノに替わっています。第3世代(3G)携帯というらしいです。

長年使っていた以前の機種はカメラさえも付いていなくて、その潔さがが又好きで、なかなか気に入っておりました。そして、気に入ったモノは2個用意しておく性癖が少しある私は、その携帯も全く同機種同色の新品白ロムを密かに用意してもしもの時に備えていたわけですが・・・・・・ 


話は変わって、最近ついに、スマホの購入者数がガラケー(独自の進化をしたガラパゴス携帯)の購入者数を超えたとのことです。まっ、全体の割合としては、いまのところまだ3割程度(首都圏や若年層では5割超え)ですが、メーカーは今やガラケーには全然力を入れていないようで、もはやラクラクフォンと廉価版携帯位しか新製品を作っていないそうですから、今のガラケーユーザーも耐用年数が近づいて電池もダメになってきて、いつかは買い換えという時には、次は選択肢が非常に少ないわけで、多くの人がスマホに流れてゆくのでしょう。

しかし、どうなんでしょうかネェ、そんなに皆さんスマホが必要なのでしょうか? パソコンを持ってなくて、自宅にネットを引くよりは…というのであればそれなりにメリットも大きいと思うのですが、自宅にネット環境もあり、さほど出先でデータのやりとりや緊急の調べ物も多くない人であれば、それほど必要もないのではないかと思うのです。バッテリーのもちが極めて悪いとか、セキュリティーの問題(セキュリティー・ソフトを入れている率は3割らしい)にも色々課題があるようにも聞きます。

とはいうものの、メーカーも、独自のOSでしかも数が売れないガラケーを作るよりは、Androidなど無料のプラットフォームを使うスマホを作った方が楽で目先の採算性も高いのでしょう。抗っても必然的に時代はスマホになってゆくのでしょうが、“要らないモノは持たない!”、まだガラケーのあるうちは、頑なにこのスタンスを徹して行きたいと思っています。 まあ携帯自体、無ければないで充分済んでしまうような私です(持ち歩くのさえよく忘れています)。


世界の携帯電話の契約件数が、去年末には60億件を超え、世界人口のおよそ4分の3に上ることが、世界銀行の報告書で明らかになりました。このうち50億件は、開発途上国における契約だといいます(急速に開発途上国での普及率が伸びています)。
メーカー・シェアでは、サムスン(韓国)が今年 14年間にわたり1位を守ってきたノキア(フィンランド)を抜いて市場シェア1位(25%)となり、アップル()、ZTE(中国)、LG(韓国)が後に続いています。確かにもう日本の各メーカーは世界から取り残されたかに見えます

世界のスマホ普及率では、
アラブ首長国連邦(UAE)(61%)、サウジアラビア(60%)、ノルウェー(54%)、オーストラリア(52%)、スウェーデン(51%)、英国(51%)、米国(43%)、フランス(38%)、中国(33%)、ドイツ(29%)、イタリア(28%)、我が日本は、ドイツ、イタリアとやっと並んだ位でしょうか。



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